慢性頭痛に悩まされている人は多い。
特にこの緊張性頭痛は日本でおよそ※2800万人が悩まされている調査報告書が出ています。
※1)医学のあゆみ 濱田潤一2012引用改変
この数字は、正直恐ろしい数字です。1/4の日本人が慢性的な緊張性頭痛に悩まされている計算になるわけなので。
現代病とも言われているこの頭痛ですが、もう薬でも飲まない限り一生この問題から逃れられない運命なのでしょうか?
実は最近、多くの人がこの症状の見立てを間違っているため、なかなか改善しないことがわかってきました。
ストレッチです!
ガチガチに固まった首周りの弱い筋肉をストレッチして頭痛を治そうというユーチューブの動画がものすごい数ですが、おかしくありませんか?
硬い筋肉を引っ張るやり方を間違ったら、治るどころか損傷が酷くなることは明白だと思います。
あのNHKですら大々的にこの問題を取り上げていますが、改善策のトップは『飲み薬』でしたね。
それ以上の手立てがないのでしょうか、、
いや、断じてそんなことはありません!
僕自身、しょっちゅう頭痛に悩まされるがほとんど薬やストレッチの世話になったことはなく、すべてこれから話す自己整体法で撃退しています。
薬も何も使わず瞬時に頭痛を消し去ることができるとあなた自身が確信を持てたらどんなに幸せでしょう。
そんなあなたの喜びの顔を想像しながらこの記事を書いています。
Contents
なぜ、ストレッチでなく自己整体が有効なのか
すでに、疲労で固まった筋肉を引っ張ることで筋肉損傷が酷くなる可能性があることは、お話ししました。
ここでお話しする自己整体法は、からだの声を聴いて神経のバランスを取る方法なので非常に安全です。
『痛み』はからだが「それ以上は、動かしてはいけない」という異常信号なので、それが消える方向に注意深くからだの動きを誘導することで神経そのものを緩めることができます。
そのため、魂整体の自己整体は安全なだけではなく、効率的で高い治療効果を望むことができます。
緊張性頭痛が起きる仕組み
上半身の背中の筋肉及び首の筋肉は頭の横の筋肉と密接な関係があるので、下から筋肉が疲労でしこって固くなると影響を受けて頭の筋肉も固くなってしまいます。
筋肉中の血管がしこりで縮んで血流が阻害、その信号を神経が『痛み』として伝わるわけです。
現代社会は、座ったままでの一定の姿勢、スマホを見続ける不良姿勢、運動不足による筋力不足など首や肩がしこる要因はたくさんあるやっかいな社会です。
そして、胸鎖乳突筋や僧帽筋などのどや背中の上部の筋肉は、直接脳の神経支配を受けているのでストレスなどを我慢して筋緊張を起こすことも見逃せません。
要するに首肩がこったら、緊張性頭痛を起こしやすいという図式が出来上がってしまっているのです。
セルフチェック法
この緊張性頭痛のほかに大きく分けると『片頭痛』と『群発性頭痛』そして脳の内部の問題として出る頭痛があります。
特に、脳の問題として出る頭痛は一刻を争うので、このセルフチェック法で振り分けすることは非常に大切になるのです。
①頭の両側に起こる |
②圧迫・締めつけるような痛み |
③がまんできる・仕事などがこなせる |
④体を動かしても痛みが悪化しない |
⑤頭痛が起きても吐き気・おう吐はない |
⑥光か音が気になったとしてもどちらか1つ |
1~4の2つ以上が当てはまり、5と6の両方が当てはまる場合は、緊張型頭痛であると考えられます。
緊張型頭痛の痛みは、30分程度で治まったり、1週間程度続いたりと、個人差があります。
痛みの持続時間よりも頻繁に起きるようになると日常生活に大きなストレスになってしまうので、一日も早くこの自己整体法を覚えて実践することが大切になります。
自己整体のやり方
結局全身の歪みはからだの上部頸椎のバランスを崩し、体調不良を引き起こします。
骨盤部周辺の歪みを整えると同時に、上半身特に、胸郭自身の歪み解消を意識した自己整体法となっています。
魂スペシャル
骨盤部の歪みを整えます。
肩脚の捻り上げ
上半身の下半身のバランスを取ります。
カエル操法
股関節から上の背骨周辺の歪みを整えます。
胸の反り上げ
上部頸椎の歪みを整えて全身の体調を改善させます。
根本解決するには
この記事では、魂整体を使ったからだからのアプローチで慢性的な緊張性頭痛への対処法を解説しました。
緊張性頭痛は、上半身上部特に胸郭部分と首の筋肉のバランスが崩れを整えることが前提になります。
それらの影響が側頭部の筋肉を緊張させ、血管を収縮、神経を刺激して頭痛が起きていると考えられるからです。
ところが、これでなんとかなる人はそれで良いのですが、中にはまったく自己整体法が効かなかったり、効いてもまた症状がすぐ戻ってしまったり、動診(検査)でからだからの声が聴こえずに自己整体ができなかったりする人がいます。
神経障害性疼痛のように慢性化した痛みは、ストレスなどのこころの問題と深く結びついていることが多いのです。
詳しくは、下の症状別魂整体こころ編の記事を見ていただきたいのですが、からだだけのアプローチではなくこころからのアプローチもしなければ、このような慢性的な神経症状は治らないと考えたのがこのメソッドを開発した理由です。
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