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人のからだは無意識に歪む
- 知らずに身についたからだの癖が歪みを生む
- 歪みが限界に達するとからだで一番弱い部分に負担がかかり痛む
- 意識的に壊したからだではないので、意識的に治そうとしてもすぐまた元に戻ってしまう
- 意識的に動くと痛くても無意識に動くと痛くない法則がある→『連動の法則』
- キーポイントは、人間工学的に効率的で、全身が均等に使われている無理のない動き
うつぶせ・あおむけ動きの違い
- うつぶせは、大きな関節の動きが制限されるので『連動の法則』が推測しやすい
- うつぶせは、ほとんどの動きが骨盤の動きに集約されるので腰の歪みを調整するには、格好の姿勢
- あおむけは、関節の動きがうつぶせより自由なので、細かな動きが可能で微調整に向いている
- あおむけは、下半身からの『連動の法則』を使って、首や肩の歪みの調整に向いている
動診でつらい方を見つける
- あおむけで両膝を揃えて左右に倒して腰を捻る
- 動診名:両膝左右倒し
- 両膝を揃えて倒したときに、骨盤から背中にかけて大きく捻れた時の感覚の違いを感じる
- 両膝を倒したときにどちらのお尻を捻り上げたかがポイント
- 問題なく動く方と腰が痛んだり動きが制限されたりする方に分ける
- どちらのお尻が捻り上げた方がやりづらいかを覚えておく
さらに4つの動きを確認
- つま先上げ
- 大の字操法
- 片腕天井突き上げ
- 両腕捻り
- この中から【連動の法則】を使って動診でやりづらい方に動いたときに上がるお尻の方向とマッチする動きを1つ選ぶ
- 左右で感覚の差がなければ、どちらの方向も操法として選べる
選んだ動きを2度、操法(本番)として繰り返す
- 上がりづらいお尻を無意識にラクラク上げる『連動の法則』
- マッチした1つの動きを注意深く2度、操法(本番)として繰り返す
動診で確認
- 操法後、再度動診をして痛みやつっぱりがなくなっていることを確認する一番効果があるのは、連動の法則を使って無意識に痛む方向に動かすこと4つすべて、マッチしないことはまれだが、その場合は、左右差が多きい動きを2つ選んで、操法として行っても効果はある
- 痛む反対方向に動かす(従来の操体法)ことも連動の法則ほどではないが、やり方次第で効果がある→個人差が大きい
まとめ
- 無意識に壊したからだは無意識にしか治せない
- うつぶせ操法とあおむけ操法の違い
- 動診(検査)でつらい方を見つける
- 4つの動きの中から【連動の法則】に合う動きを1つ見つける
- その動きを操法として2、3回行う
- 動診でつらくなくバランスが取れていることを確認する
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