日本は、とうとう2人に1人はガンという世界的にもガン大国になってしまいました。
しかし、ガンだけでなく命に関わる病気というと沢山ありますね。例えば、脳梗塞、心筋梗塞、肝硬変、腎不全など。
それから膠原病や甲状腺や副腎などの内分泌系の疾患なども命のかかわる危険性があります。
もしかすると、あなたは現代医学の手術や投薬治療で、これらの病気の危険な状態から生還した運のよい人かもしれません。
しかし、あなたが会社のトップでビジネスをしなければならないとしたら、あるいは起業したばかりでビジネスを軌道を乗せなければならないとしたら、自分の健康に不安を抱えてまま乗り切ることができるでしょうか?
まだからだは本調子には戻らず無理をすると寝汗をかくような状態では、不安でしょうがない気持ちもわかります。
実は、そんなときに一番大切なことは『からだの声』が聴こえてくるようなからだ本来の状態に戻すことです。
なぜなら、どんなに効果があると言われている健康法を実践したところであなたに合っていなければまったく効かない場合もあるからです。
それを判断するには、世に氾濫する健康情報ではなくてあなた自身の『からだの声』が聴こえてくるかどうかの方がよっぽど大事だと思いませんか。
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からだのエネルギーの流れを整える
からだには、血液や神経の流れのほかに『氣』の流れがあります。
これを経絡と呼びますが、古くは中国五千年の歴史の中から現代まで脈々と伝えられた先人の知恵です。
皮膚上を経絡が線で結ぶように走り、12本の異なった経絡がそれぞれの臓器に氣(エネルギー)を運んでいると言われています。
この経絡上には氣が滞ると『ツボ』と呼ばれるエネルギーブロックが現れて、これを針や灸で刺激してそのブロックを外そうとするのが、針灸治療と呼ばれるものであることはご存知でしょうか。
このエネルギーの流れの存在は最近では様々な学術的な実験からも明らかになり、針灸治療の効果が証明されました。
実は、別に針灸でなくても気の滞りを無くせば良いので、押したり(指圧)揉んだり(マッサージ)することでも効果があります。
自分で簡単にからだのエネルギーの流れを整えるために、治療師の私が推奨するのは、次の3つです。
呼吸法
生命を維持するのに寝ていても呼吸は不可欠です。そのため呼吸中枢は自律神経と繋がっており、人の恒常性維持機能(ホメオスタシス)にも影響を与えます。
深い呼吸は、自律神経を刺激してエネルギーが滞っている部分を目覚めさせる働きがあります。
さまざまな呼吸法が紹介されていますが、やった後に快適感が残るのであればどんな呼吸法でも構いません。
重要なポイントは、普段使わない肺全体を使った呼吸をするということです。
具体的には、胸もお腹もできるだけ大きく膨らまして、鼻でできるだけ大きく息を吸ったらば、今度は口からできるだけ長い時間をかけてすべての空気をできるだけゆっくり押し出すます。
普段使わない肺の部分も使うので、全身の自律神経を活性化させ血液も毛細血管が開いて、普段血液が行き渡らないからだの隅々まで循環させることができます。
マインドフルネス
古く日本から伝わる技法で、禅宗のお寺では座禅と言われるものもありますが、どちらも呼吸に集中してただ黙して座るだけです。
なぜそれがからだの声を聞こえやすくするかというと、どちらの方法でも外側に向けている五感を一時的にシャットアウトするので、潜在意識に溜まっていた外からの余計な情報が次から次へと湧き上がってきて、呼吸と共に吐き出すことができるのです。
すると本来のからだの内側からの声が聞こえやすくなるということです。
定期的に5分間行うだけでもよほどスッキリとした感覚を味わうことができます。
講演会やテスト、試合の前などに行うと効果てきめんで、緊張しすぎて失敗することを防ぐことができます。
からだをまんべんなく動かす
エネルギーの流れを妨げやすいのは、エネルギーブロックを起こしやすい関節や背骨周辺です。
これらは、からだを動かす筋肉をしっかりとまんべんなく使ってあげることで防ぐことができます。
別に何時間も筋トレや今はやりの激しいブート○○ンプをする必要はまったくありません。
すべての関節を軽く全方向に動かすだけなので、たとえば犬と一緒に早歩きの散歩だとかゴルフをやる方であれば、全身の筋肉をまんべんなく動かしながらホールを移動するみたいなことで十分間に合います。
これらはどれも、自分で簡単にできるものばかりなので、何もせず辛い思いを我慢しているようであれば、やってみることをお勧めします。
からだのエネルギーの流れが整っていれば、よほどひどいからだのコンディションでない限り『からだの声』が全く聞こえないということはありません。
例外は、こころの問題がある場合ですが、これは後でお話しします。
食べ過ぎ・偏食はエネルギーのよどみを作る
現実的に考えて現代生活で一番『からだの声』を聴いていないと感じるのは、食欲に関することでしょう。
狩猟採集や農耕を始めたばかりの食生活とは現代の食事は大きく異なり、料理をすることで『味付け』がなされ、美味しいがためについつい食べ過ぎたり偏食をしたりしがちになることです。
猿を使った実験で同じエサを同時刻に与えた場合、塩や砂糖を使って味付けをしたエサを食べているグループは明らかに味付けをしていないグループより、2割増しで食べる量が多かったことが報告されています。
これらの実験結果から言えることは味付けをできるだけしない自然のままの状態の食材だとからだの声によって少量で最適に食欲が満たされること。
加工食品などに使われている濃い目の味付けは、消費量を伸ばすための営利目的であり、過食や偏食の原因になること。
この結果、からだの中に代謝されない余分なエネルギーが余ってしまうので、その分が淀みとなってエネルギーの循環を阻害してしまいます。
このように、『味付け』によって淀んで過食したからだからは声が聞こえにくくなっていますが、
- 食べた後にすぐ眠くなる
- 食べると急に動作が鈍くなってだるい感覚が増す
- 食べた後に胃が熱くなって胸やけの症状が収まらない
- 便秘や下痢をしやすくなる
- 美味しいのでもっと食べたいという欲求に駆られる
などの感覚がわかったら、それらのからだの声をフィードバックにして次回以降の食事の際に食べる種類や量、味付けなどを工夫することが求められます。
それから、できるだけ新鮮なオーガニックの食材を薄味で食べることも必要でしょう。
加工食品には自然なからだの声を麻痺させる味付けの元となる化学調味料や保存薬品など、自然界にはないものが入っているので、あまり推奨できません。
からだの声とは魂の声?
私が長年の治療師としてのキャリアの中で一番困るのが、からだの声が聞こえてない患者さんです。
からだは、もともと創造主が作ったものですから、からだの声とは創造主の一部である魂からの声といって良いでしょう。
治療そのものが操体法という患者さん自身のネガティブな感覚のフィードバックを聞きながらその逆の方向に動きを誘導してからだの神経バランスを取る方法なので、それが聴こえない患者さんだとお手上げです。
なぜ、病気をしている人でそんな人が多いのか。常々疑問でしたが、やっと一つの結論にたどり着きました。
からだは顕在意識(思考)で動かしますが、意識の大部分を占めると言われる潜在意識に問題が起きていると顕在意識が影響を受けてからだの声が聴こえなくなってしまうという事実です。
たとえば、指圧など強もみのマッサージが好きで週に2,3回も受けている患者さんだと、触っただけで全身の筋肉が固く、つっぱったままで動かそうとするとすぐ痙攣をおこしたりします。
適度な刺激だと筋肉は緩んで血行が良くなりますが、刺激が強すぎると筋肉はダメージを受けてカチカチに硬くなってしまいます。
本人は、それを気持ち良いと思ってしまうのですから本末転倒と言わざるを得ません。
これは、自分自身を信じるよりも他人の言ったことや権威ある本などを優先してしまうために起こります。
要するに自分を信じることができないため他人やものを信じてしまう『思い込み』に起因しているのです。
幼い頃からのしつけや学校や社会のルールなどだけでなく、実は過去世から引き摺るトラウマなどは生まれ変わっても潜在意識に信念として蓄積されてしまいます。
これらがからだの本当の声が伝えていることを邪魔して聞こえなくすると、危険を知らせるシグナルは顕在意識に届かなくなり、からだに次々と異常を起こすのです。
この状態を魂と潜在意識がズレている状態と呼びます。
まとめ
さて、大病から生還したはよいものの、からだのエネルギーの流れが滞りやすい状態では、本来の溌剌として健康は戻ってきません。
ここでは、エネルギーのブロックを外す方法をお話ししましたが、やっかいなのは魂と潜在意識がズレてしまっている状態です。いわゆるこころの問題です。
こうなるとズレを整えない限り、からだの声を聴くことができません。その先どうするかに興味ある場合、ぜひ下のLINE@に登録することをお勧めします。
目からウロコの方法があるのです。
しかも、その方法を使うと病気の問題だけでなく、ビジネスやプライベート、人間関係などすべてが一気に連動して良い方向に向かい始めるのです。お楽しみに!
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